11.21.2013

AAA(末吉 日高) インタビュー 『ch』より


続いて、chという高校生向けのフリーペーパーのインタビューも。
ちょっと長めですよ、はい。



▼15万人を動員した全国ツアー『Eighth Wonder』がついに先日ファイナルを迎えましたね。

日高「ここ数年、ツアーを回ることと、ツアーに準じたアルバムを作っていくことが自分の生活のペースに組み込まれているんです。今回は41公演と過去最長のツアーだったんですが、直接たくさんのファンの方に会う機会が今年も作れて良かったという現状に対しての感謝の気持ちが今は強いですね。ツアーは終わりましたが、次に向かって進んでいます!」

末吉「九州のみなさんはすごくアツいですね。僕が九州出身ということもあるので、温かい目で見てくれているように感じます。僕も九州は行ったことが多い場所なので、思い入れもあるし、ホームな場所なので、毎回公演は楽しみです」

日高「AAAの初めてのツアーの初日公演だったり、リリースイベントもよくやらせてもらったりと、福岡は深い関係を持たせてもらっている地域です。会場で、AAAのコンサートに初めてきましたという方たちも多くなってきているので、今日はどんな人たちが来ているだろうと毎回楽しみにしています」




▼アルバムに収録されているお2人の曲はツアーでも披露されていたそうですが、ダンスがカッコ良いと聞きました。

末吉「『Believe』という曲です。2人でこんな曲、こんな振り付けにしようと話し合いました。自分達の意見が反映されている曲なので、そういう噂は嬉しいですね」

日高「アルバムの曲を見てみるとどうしても恋愛の曲が多かったので、それだけになるのは…と芯となるような曲を入れたかったんです」

末吉「バランスも取りたかったし、内からでる”何か”を感じ取って欲しかったんです」

日高「この曲がなかったらDisc2は全部恋愛だよね(笑)。良いスパイスになっていると思います




▼高校生にアルバムの中でオススメする曲は?

末吉「この2人なら『Believe』だよね(笑)」

日高「(笑)。でも本当にこの曲はうまくいかないこと、やっかいなことの方が人生って多いと思うし、そんな時に指針は他の誰かではなく自分の中にしかない。受け入れてどう戦っていくか、その末に光が待っているって曲です」

末吉「悩んだりしても、決めるのは自分だし、自分の芯をしっかり持っていればブレないと思うんです。学生さんにこそ聴いて欲しいです




▼ロングツアーを終え見えてきた目標はありますか?

末吉「日高がSKY-HIとしてソロでのツアーがあったり、僕も舞台『シダの群れ』で北九州芸術劇場にきます。AAAメンバーそれぞれが個々で活動もしているので、学んだことをAAAに持って帰ってグループとして大きくなっていけばいいなと思います」

日高「そんな各メンバーの活動と決定しているアリーナツアーをはさむとすぐそこに10周年が見えてきています。その10周年を共にするメンバー、ファンの方々、スタッフさんなどと最高の瞬間にするために、今から頑張りたいなと思っています」




▼高校生のときの夢はなんでしたか?

末吉「高校生からダンスを始めたんです。その頃はダンスがとにかく楽しかったし、ダンスしかしていなかったので、将来ダンスに関わることがやりたいなと漠然と考えていました。好きじゃないとやれないことってたくさんあると思うんです。自分が本当にやりたいことや、なりたいものがあるなら悩まずに突き進めばいいと思うんです。だから自分を信じてチャレンジして欲しいです」

日高「今よりリアリストでした。音楽をずっとやっていたんですが、なりたいとかじゃなく、これならやれる…これはやれない…みたいに逆算するような冷静な高校生でしたね」




▼読者にメッセージをお願いします。

日高「前号でも言ったんですが、高校生は本当にうらやましい!制服を着なくなる日は意外とすぐ来るし、その後の人生の方が長い人の方がはるかに多いので、その高校生という特別な瞬間に経験したことは、貴重です。一つでも多くのものを観たり、触れたり、人に出会ったりすると10年後とかに自分に感謝すると思います。幅の広い人生を送って欲しいですね」

末吉「高校生って恋や進路と悩みが多い時期ですが、自分を信じて突き進んで欲しいことと、やっぱり常にポジティヴでいて欲しいですね。ネガティヴなことばっかり言ってると人生って本当にそうなったりするものなので、どうせなら良い方に考えて上へ上へ向って欲しいですね」




ch FILES 
NOV. 2013  File No.114

AAA インタビュー


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